よく実った稲穂だな~って、これ大昔から稲の天敵のヒエです。最近の除草剤はこのヒエ退治能力が高いのですが、除草剤が利かなかった田んぼでは稲達よりも大きくなりワガモノ顔。それを一本づつ抜く作業は非常に牧歌的で「農業」って感じがします。が、現在稲刈りを控えてやることがてんこ盛りになっている私。非常に非能率的な動きと裏腹に頭の中は仕事の優先順位がグルグル廻り「稲刈り戦争前にこんなことしていていいのだろうか?ヒエ~ッ」っと小さく悲鳴をあげることに。
ヒエは「イネの疑似植物」で、穂が出るまでは素人にはイネかヒエか見分けがつかないほど似てます。「私は雑草じゃありません、イネですよ。イネ!」小さい頃から農民の目を欺きイネになり済まして大きくなり、穂を出す瞬間にぐぐぐっとイネの背丈を追い越して高笑い「オ~ホッホホ~!実は私はヒエなのよ~!」笑いながらビヨ~ンと背も伸びてこの穂を出します。
その笑いを聞いて、農民「フハッハッハ!疑似植物のクセに、調子に乗って最後の最後に正体を現したな!成敗してくれる!」
ヒエ「し・しまった~バレタ~!ヒ、ヒエ~!」
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