今日は彼を高速バス乗り場まで見送りました。

奇特と言えば奇特な方であります。

東京在住10年中国系インドネシア人A氏32歳。もう何年目になるでしょうか?将来はインドネシアで日本のお米を作る夢を持っていて「お米の作り方を教えてください!」と私の所に僅かな休暇を使っては年に何度か東京からやって来ます。真剣そのもの。

彼のパターンはこうです。仕事帰り東京から夜行バスを使って早朝福地に到着したと思ったら、寝てないのにそのまま農作業に突入、夜はせっかくだからと山ちゃんにあっちこっち連れ廻され、寝る間もなく2~3日・目一杯農作業、そして着替えて東京行の高速バスに乗って帰っていきます。

なんだそのタフさ加減!そろそろインドネシアでの米作りも具体化しそうです。

実は今の私の夢は「将来、中国か東南アジアの国で仕事がしたい」です。だから彼と一緒にいる時は下手くそでも構わない、できるだけ中国語で会話するようにしています。

海外でも自分の力を試してみたい。

今は小さな村の中に住んでいるけど、常に視点は広くあり続けたい。

前職(財)横浜YMCAのスローガン「地域に根差し、世界を見つめる」

の影響があるのかも知れません。気に入っているフレーズです。

果たしてインドネシアの田んぼでA氏と握手できる日は来るのでしょうか?

 

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コメント: 4
  • #1

    tatsumi (日曜日, 05 9月 2010 23:14)

    稲刈りお疲れ様です。
    まだまだ暑い日が続きますから、
    ご自愛くださいませ。

    「地域に根差し、世界を見つめる」は、
    白州次郎さん?が紹介してた、カントリージェントルマンの考えと近いのですね。
    おもしろい。

  • #2

    Greentank(上野トモユキ) (月曜日, 06 9月 2010 09:27)

    カッコイイ生き方って、人それぞれですが…彼はカッコイイ!
    目標を持ち生きること、やっぱり大切ですね。

  • #3

    山ちゃん (月曜日, 06 9月 2010 20:59)

    tatsumiさんありがとうございます。
    何年もアジアの国々の農村を訪問してきたせいでしょうか、そんな夢が段々大きくなってきてます。妄想は楽しいです。

  • #4

    山ちゃん (月曜日, 06 9月 2010 21:10)

    Greentankさんありがとうございます。最近お会いしてませんがお元気ですか~?インドネシア人A氏は日本人以上に日本人的な考え方をするので、時々どちらが外国人か分らなくなるほどです。働き者の最右翼。お米も一度に90kg持てます。凄。今日みーまさんが来てくれましたよ。次回はA氏もみーまさんにお連れします。それにしても私は・・妄想はあっても目標はないなぁ~。。