ワクワクしたもんです

オリジナルの米袋を新しくするためデザインを業者さんとメールと電話で打ち合わせ。デザイナーさんには、5~6回の校正をお願いいたしました。今までのモノより更にシンプルなデザイン。

イラストレーターなどのデザインソフトがあれば自分でチョチョチョとデザイン変更もできてしまうのに、持っていないばかりに電話とメールとFAXとコピー機を使い、細かな点まで校正を一々業者さんにお願いせねばならない「もどかしさ」。でも、逆にそれが一人でチョチョチョと完成させてしまうより時間がかかることで思わぬ落とし穴に気付けたり、コミュニケーションの重なりで一つのモノができていく感覚があって意外に良かったです。

デザイン校正が終わるとまず版が作られ、原反はロール状態で何千枚も印刷され、一枚一枚裁断・袋綴じされお米袋になります。たかが袋ですが特殊加工・1枚の値段を一般の人が聞いたら「えっ?米袋ってそんなに高いの!?」

完成した袋が手元に届くのは約1カ月後、最低ロットは5000枚からですので単価にもよりますが、しっかりしたオリジナルの米袋作成するには普通ン十万円はかかります。お金がないと他人様も使っている既製品の袋に自分のお米を入れることになります。既製品はどんなにきれいなデザインでも所詮は借り物。だから初めてオリジナル米袋が作れた時のことは忘れません、ホント嬉しかったですね。

苦しいやりくりの中、やっとの思いでオリジナル米袋製作の費用を捻出して

「やったぁ~、これで自分オリジナルの袋にお米入れて売れるっっっ!」ってワクワクしたものです。