福地のような田舎は都会に比較して災害に強い。田んぼを持っている人が多いので、贅沢さえ言わなければ食糧が問題になることは少なく、水は元々水道の通っていない村なのでいつも通り湧き水や井戸、山水で。山の木を切れば即燃料になるし、電池どころか発電機を持っている家も多い。いざとなれば重機だって何台も出動して互いに協力して土砂をどけて道を作ってしまうことくらいはできてしまいます。問題はそれらを動かす燃料。こればかりは福地では産出できないから、外部から遮断されるとジリ貧になり発電機も重機も車も動かなくなってしまいます。
今日横浜の大学同期に頼まれて乾電池と懐中電灯を買いに走りました。横浜ではこれらが売り切れで岐阜から送ってほしいとのこと。ところが、こちらでも何軒か廻ってやっと電池と懐中電灯を見つける有り様・・・。米も電池も懐中電灯も間違いなく日本には余っているはずなのに、要するに買いだめ+物流が滞っているんですね。仕事柄うちには有難いことにお米も水も発電機も重機もそろっていますので自分の分は買い控えました。
もしかしたら、田舎は多くの被災者の受け皿の一つになれるかも知れません。
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