(人)被災者の方が現時点30万人として、日本の人口は1億2千万人だから単純に人口比で割ると0,0025。つまり0,25%。
25%でもなく2,5%でもない。
日本中が本気で束になってかかって行けば、復興も大丈夫な数字です。
(米)放射能の影響で農作物、例えばお米で広範な地域で生産できなくなったとしても、現在日本の稲作の減反(=米があまっていて作っちゃダメ!という田んぼ・休耕田)がざっと全体の40%あります。少々乱暴ですが、この40%の休耕田に作付すれば米不足はありえません。+輸入があるのでこんな未曽有の大震災が来ても、日本の食糧は価格はもしかして上がるかもしれないけれど量的には大丈夫。
いやはや、すごい国です!
未曽有の災害に見舞われても食糧は不足しない・・これは実にすごいことです。
むしろ問題は、燃料が無いとお米も生産ができないので、食糧よりも燃料不足を懸念してます。生産現場に燃料が不足すれば間違いなく食糧も不足します。「燃料=食糧」です。
みんなの食糧=命になるので、もし万一燃料不足が続くようなら、申し訳ないけれど(商売と言うレベルではなく)春の農繁期には食糧生産に優先的に必要最低限の燃料は回していただきたい。でないと一挙に自給食糧は不足します。食糧が不足するといくら大人しい日本人でも大混乱します。
これだけは他職種と同じように並べて語られると非常にマズイ。
こんな心配も精油所が再開されれば解決することなので、取り越し苦労に終わってほしいです。
今はまだ輸送の問題で一時的にモノが超不足しているように見えますが、往来が自由になるにつけて人口比0,25%の被災地に99、75%の被災地でない日本中の地域の救援物資が集中豪雨のように搬入されることになります。
阪神の時には、被災者の方にはお叱りを受けるかも知れませんが、実は本当に日一日と驚く程のスピードでライフラインや道路の修復がされていったのを覚えています。
今回は広範な被害ですので当てはまらないかもしれませんが、交通機関や道路が復活すると、膨大な物資とボランティアが現地に到着することになります。送る方は送った時点で作業も気持ちも一段落ですが、送られた側はそこからが膨大な作業の始まりになります。
神戸は今回の震災と比べると局地的だったから、(ありがたいことですが)わずかな期間でボランティアも物資も逆に集中し過ぎてパンク寸前になりました。
膨大な支援物資をどう捌いていき、同時に驚くほど大勢のボランティアをどうコーディネイトしていくかが各種支援団体の腕の見せ所になると思います。頭の下がる思いです。
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