メチャクチャ忙しい時期に突入している筈なのに、震災の影響で修理部品が入って来なくてトラクターが使えず「う・う・う~ん・むむむ」。春の農繁期なのに既に仕事は例年に比べ2週間ほど遅れています。でも震災に遭われた方からすれば、なんていうことはありません。通常ならパニクッている遅れですが、な~に、去年までのことをスパ~ッと忘れてしまえば、大丈夫大丈夫。16年も稲を作ってきたんだから、な~に、ちょっと感覚を変えればね。
私の父は熊本県出身、母は福島県出身。
母の実家は福島は郡山市で代々の酪農・牛乳屋さんでした。
小さい頃は夏休みに何度も郡山に連れて行ってもらっては、トンボ獲りがとても楽しかった!トウモロコシがホント美味しかった!牛舎の数十頭の牛たちが本当に怖く見えた!
大学時代アイスホッケー部の合宿が偶然郡山のスケートリンクでした。合宿所から実家まではわずか車で15分ほど。叔父さん叔母さんの所に顔を出すと「あ~立派な大学生になっちゃって~」っていつもチームメイトの分まで乳飲料を一杯持たせてくれました。
田舎だった郡山も今ではすっかり都市化が進み、母の実家も酪農はつい数年前に辞めていましたので福島県産原乳放射能騒ぎも直接の影響はありませんが、今後の原発の行方、どうか無事に収まりますように。
私も半分は福島県人、種まきや苗作りが忙しくなるこの時期に、東北の同じ米農民の不安を考えると他人事ではありません。
今年、こちらでは米作りを始められるだけでも本当にありがたいことです。
今日トラクターが長い入院から帰ってくる予定です。「君がいないと僕は何もできない」帰ってきたらキスして、バリバリ働らいてもらおう。
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