雑誌「AERA]原発について100人の方が推進・反対・生活者・労働者それぞれの立場で語っています。500円
とうとう原発作業員の被ばく量の上限が撤廃されることになりました。何という悲劇でしょう。たまたま私は東電の協力社員という名の下請け、孫請、孫孫請けでの作業員でなかっただけで、自分だったらゾッとします。
これまで原発は「安全」と断言してきた学者や政治家や東電幹部が既に相当の被曝をしている作業員に替って作業して欲しいものです。それがせめてもの償いというものです。
中部電力浜岡原発はこれまでの津波想定を変更せず「現状で安全」を強調、現在停止中の3号機の運転再開を決めました。
福島原発では「想定外」でとんでもないことが現実に起きたのに、浜岡原発では津波想定は変更せず「現状で安全」と言い張ってます。電力会社の精神構造って、現状認識しない無視力ってスゴイ!!!会社側の論理で、これから原発の存在を守っていこうとすれば、市民に対しこれくらい感覚がズレまくり、厚顔、高圧的でないとイケないのでしょう。
東電や中電が「原発が危険?では、できるだけ早期に原発を廃炉しましょう。」では、モノ分かりが良すぎて気持ち悪いというものです。
どんな状況でも「安全、安全」を繰り返してこそ電力会社。
どうせなら中途半端に「総点検」などで(ホントに安全なら総点検など不要な筈)お茶を濁さず、何があってもどんなことが起きても頑なに「安全」を繰り返し、現状認識もできないまま世間から浮いて浮いて浮きまくって、電力会社に対する疑念を喚起し続け、ドンドン原発反対派を増やしてくれると有り難いです。
だって、こんな大事故が起きたのに電力会社の意識は何も変わってなくて「現状で十分安全です」って、これからも何が起きても変わらないってことですよね。スゴイ!(コワイ!!)さすが日本中にイラナイ原発を54基も作った方々のなせる業。想像以上に頑強ですな。本当にスゴイ!
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