牛に与える牧草から基準値以上の放射線。岩手から千葉まで8県70万頭の牛の放牧禁止。あ~牧草でよかった~ではありません。
それは牧草はイネ科だからです。非常に稲に近い存在なのです。ちょっと心配になって調べてみたら、小出氏の「放射能汚染の現実を越えて」の第6章に有機農法玄米とセシウム汚染についての記述がありました。
それによると化学肥料で作ったお米の方が有機肥料で作ったお米より汚染が少ないとのことです。化学肥料は化学合成されたり鉱物由来ですが、有機肥料は草木・動物由来で、それら自体が汚染されている以上有機肥料も汚染されるという理屈です。脱化学肥料でみんな頑張ってきたのに・・
うちの肥料は米ぬかと大豆で、原発事故の起きる前に収穫されたものだから今年のところは安心ですが。。
収穫までに何カ月もかかる稲。少なくとも牧草で影響が出たところは稲にも影響が出ない筈がありません。エライことになりそうです。
後数日で田植えが終わりますが、数か月後に果たして無事に収穫できるか岐阜でも心配しています。
収穫の秋には、日本のお米の問題が大きく取り沙汰されることでしょう。
既に被害を受けた農家、これから受ける農家、原発補償なんてできっこありません。
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