昨晩はデザイナー小早川氏にお誘い頂き「谷辺昌央クラシックギターコンサート」へ。 コンサート会場は犬山市の「入鹿の里」http://irukanosato.com/
クラシックギター・・ウ~ン・・間違いなく最も私と縁遠い世界であります。
同席したお姉さま方から「わかんなかったらスヤスヤ寝てしまえばいいのよ」と暖かい助言を事前に受け、楽になったのか、案の定、ゴメンナサイ、休憩までの前半は意味が分からなくてギターを聴きながらスヤスヤと寝てしまいました。ところが後半アルゼンチンの曲が増えるにつれ、徐々に彼のギター演奏に引き込まれ、終盤にはとうとう完全に彼の世界に入ってしまいました。クラシックギターの世界にズッポリハマってしまうなんて夢にも思わなかったので、本当に自分で自分に驚いてしまいました。
演劇を観る場合には意味や演出などを無意識に評価したり考えてしまう癖がついてしまってますが、今回のクラシックギターも最初はそんな感じでした。指が良く動くなぁとか、ギターは上手いけれどしゃべりはそれほどでもないなぁとか、メリハリや間は大事なんだろうなぁ~なんて。
実は醒めたようですが、私はこの類のものにほとんど感動したことはありません。自分で言うのも何ですが、周りが感動してても私はいつもほぼ客観的です。
ところが、今回のクラシックギターコンサート終盤には、気付けば考えることは完全に停止していて、彼とギターの世界と一体になると言うか入ってしまうと言うか、私にとっては非常に不思議な感覚になり、その感覚自体に驚いてしまった訳です。特に入ってしまったのがクラシックギターでのサイケデリックな演奏。そんなの聴いたことも想像したこともありません。
俗に言う「癒された」訳でも「感動した」訳でもありません。「一体になってしまった」と言うのが一番近い表現でしょうか。
「考え」が吹っ飛び「感じる」が支配した時間でした。こんなことは簡単そうでなかなかないことです。最初に観た演劇がそんな感覚でした。
そう言えば、TシャツK氏はいつもこんな感覚なんでしょうか。彼の描くデザインもそのほとんどはいつも「無題」です。
小早川氏、新たな世界への誘いありがとうございます。谷辺昌央さんの演奏はクラシックギターの世界をはるかに超えていると感じてます。恐れ入りました。
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山小屋マスター (土曜日, 11 6月 2011 12:14)
インドネシアのマンデリンはコクがあっておいしいのですが
品質のいいのは高くて手がでません。
ちなみに当店の購入しているサイトをのせておきます。
http://www.hayakawa-coffee.jp/index.html
山ちゃんのお米 (土曜日, 11 6月 2011 23:52)
山小屋マスターさん早速ありがとうございます。
ゴメンナサイ、正直コーヒーの味は分からない私ですが
これから少しずつその世界を見ていきたいと思います。
どうぞいろいろ教えて下さい。