岐阜大学で原田正純医師による講演会「今だからこそ水俣病に学ぶ」
1956年の水俣病のメチル水銀と加害企業チッソ、2011年の福島原発の放射能と東京電力、時代を隔てて酷似していることに驚きました。
「水俣病は」というフレーズを「放射能汚染は」という言葉に置き換えると見事に合致してしまいます。
同じです。
つまり福島でこれまでに起きたこと、そしてこれから将来起きることは水俣病と同じ状況を辿ることになるでしょう。
企業、政府、裁判、偏見、補償、泣き寝入り、責任、差別。
福島原発問題の将来を先回りしてハッキリ見てしまった感覚です。
違う所が一点だけ、それは水俣と福島では規模も影響もはるかに福島の方が大きいと言うことです。個人レベルに関してはまるで同じことが起きます。
悲しいかな、水俣から何も学んで来なかったということになってしまわないように。自分のこととして想像してみます。
コメントをお書きください