稲の葉に溜まった雨の滴。もう10日もお天道さんが顔を出してくれません。
穂が出るこの時期、雨続きは稲にとって危険です。この一見きれいな水滴の中に稲の天敵イモチ病菌が潜んでいます。イモチ病は、あっという間に稲に病気を増殖させ稲を枯らします。雨続きで多湿だとこの病気になりやすく、稲が全滅することも珍しくありません。17年間の農業人生で、途方に暮れるような壊滅的被害を2回経験しています。今後この天気が更に続くなら覚悟が必要です。
でも私は「晴天を!」と祈りません。
私が農業17年間で得た農民心得。「稲(お米)はお天気によって作られる。だから、結果はどうであれ、お天気に感謝しても文句は言わない。」何度か涙を流して得た私の心得です。
昨日は農業共済委員、今日は岐阜クリーン農業の研修に出席。そこで同席した新規就農仲間・川辺町S氏と楽しく情報交換。久し振りのS氏、会社を立ち上げ会長になっていた(爆)
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