イノシシは僅か数日で稲を全滅させます。
イノシシから稲を守るために仕方なく狩猟免許を取得してから10年以上が経ちます。その間もう何十頭殺生したなのか覚えていません。今朝も仕事場裏の捕獲檻に大きなイノシシがかかってしまいました。お互いに顔を合わせた瞬間「ぎゃ~~~~~っ!」
槍で突いて殺さなくてはいけません。私にとってはこれもお米作りの一環なのです。今回は一人では危険を伴う大きさでしたのでご近所さんに手伝ってもらいました。
殺生をすることで一つだけいいことがあります。
毎日食べる豚や牛や鶏や魚は誰かが殺してくれて、解体してくれていて私達が食べれるということに思いを馳せることができることです。
豚肉はパック詰めにされるまでにどれほどの人の苦労を経ているのでしょう。実感です。自分で殺さなくてはいけないから、その度にそんなことを思います。
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