どちらが正しいかより大事なこと

本屋さんの経済コーナー。日本経済は恐ろしい勢いで沈む、いや、空前の発展を迎える、という正反対の本が並んでいます。

原発・放射能問題もまるで同じ。沢山の危険派と沢山の安全派の本が仲良く肩を並べてます。

TPP問題も賛成発展派と反対壊滅派の本、本、本・・どの世界も右から左まであるものだと感心させられます。

 

経済・放射能・TPP、個人がどれほど立派で正しい意見を持っていても決定権はなく、政治家とか誰かが決める。一人一人が決定権を持っているなんてのは希望的イメージ、残念ながら僕らに決定権はない。

 

でも、経済が浮こうが沈もうが、放射能が安全だろうが危険だろうが、TPPが国を発展させようが滅ぼそうが、どちらにしてもみんな生きていかなきゃいけない。どちらが「正しい」かと言うのは、本当はそんなに重要なことではない。

どんな問題もどちらになろうと対応する、自分や自分の周りを守って生きていくと言う「逞しさ」。この方がはるかに重要ですね。

 

「どちらでもいい」と言うのは投げやりでもあきらめでもない。

ソウイフタクマシサヲモチタイトオモフ。