こういう本に出会えるから、読書は止められないっ。
「発酵マニアの天然工房」三五社刊・きのこ著
著者は料理研究家・一級建築士・着物リメイク作家、まさにマルチな才能と驚くべき知識と情報量。
食を語る本や雑誌は多いけど、ほとんどは放射能に関して無視を決め込んでます。
沢山の本や雑誌で、キノコがダイエットにいいとか、OOが体にいいとか。。。
ちょっとまってくれ!
生産農家にはキツイ話だけど、キノコやシイタケなんて放射能数値が非常に高く出るものが続出して、かなり注意すべきなのに・・そんなことはまるでお構いなしノータッチ。
ダイエットにいい!健康にいい!って、む・む・む・無責任な!
*放射能測定しているから改めてハッキリ言わせてもらいますが、キノコ・シイタケ類は、放射能数値がちゃんと確認できるもののみ購入すべき食品の最右翼です。
農民も本もメディアも講演者も放射能問題を無視して、もっともらしく「安全な食やいのち(健康)」を語る内容なんて私は信じない。
食べ物を売る・語る側のモラルや姿勢は一体どこに行っちゃったんだろう。どんどん壊れていく。
この本は「発酵食」の話なのに「おっ!」しっかり放射能問題にも触れている稀有な本なので買いました。
発酵はもちろん、他にも食や医にまつわる行政的な問題や根源的な問題が深く多岐に渡り語られています。おちゃらけた表紙からは想像もできないような、発酵を語りながらの心の叫び、告発本でもあります。
著者は多分若い女性で大阪弁で、がらっぱちな語り口ですが、その内容には感心しきりで、読んでる最中に「なるほど~」「なるほど~」何十回も声にしてしまいました。恐るべし「きのこ」(著者)さん。
「参りました!」
こういう本に出会えるから、読書は止められないっ。
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きのこ (火曜日, 01 1月 2013 14:50)
新春のお礼参り参上ぢゃw