サムライ

オリンピックが始まり「サムライジャパン」連呼の時期がやって来ました。以前から私は「サムライ」の響きが大嫌い。サムライってナンザマショ??

 

大学生の頃、仲代達也や丹波哲郎が出てた映画「切腹」を見てから「武士」や「サムライ」なんて、はたまた「権威」や「名誉」なんて、薄っぺら~と気付いてしまってから。見れば誰もがそう思います。

 

そして去年「切腹」が市川海老蔵主演(若過ぎる!)で「一命」という題名にてリバイバル。モノクロ映画の迫力には劣るものの、まずまずの作品でした。(ユーチューブでフルムービーで見れちゃうけどいいのかな?)

 

権威や専門家、格式や一流の裏側は、よく見ればどうしようもないようなモンが多い。東電は一流企業、日本の原発は世界一安全、日本の放射線医学も一流・・誰もが疑わなかった薄っぺらなイメージ。

剣道日本一、現代の最強サムライは神奈川県警警察官でしたが、先日淫行がらみで逮捕・・

 

「サムライジャパン」の呼び名も薄っぺらに感じてしまう私ですが、いつの日か、あの有名な新渡戸稲造著「武士道」を読んでみようと思います。武士道ねぇ・・少なくとも福島原発事故で責任を取った一流人は、誰一人いなかったなあ。やっぱり、薄っぺらだったなぁ。