「古神道は甦る」菅田正昭著・橘出版
海外に行くと外国の文化や人に沢山会うので否応なく「自分=日本人とは何か」を考えさせられます。いろんな国に行くと、おぼろげながら徐々にその形が見えてくるような気がしてきます。
ここで言う「日本=日本人」とは国籍や領土・領海など狭苦しいことを言っているのではありません。アイデンティティー。
諸外国に比べて、優れているか劣っているかという狭い視点に陥らず、例えば中国人やアメリカ人、タイ人やフィリピン人にはなくて、日本人には共通して自然と備わっている感覚があると言うことです。
よ~く感じてみると、日本人には意識・無意識の世界で「神道」が影響していると段々気づいてます。
なるほど・・キーワードは「八百万の神」。
中でも毎日が自然相手の農業は、ありがたいことにそれに気付きやすい環境です。あ、ここでいう「神道」は「古神道」のこと。天皇制や近代「国家神道」とは違います。
この本、私のつたない理解度には丁度よく「お、面白い♡」
何が面白いって「古神道」を勉強することは「日本や自分の農業」を勉強することになることです。・・・農業も神道も誠に懐が深いっ「タマリマセン」
コメントをお書きください