「三成に過ぎたるものが二つあり。島の左近と佐和山の城」

まだ慣れないユンボの作業に悪戦苦闘するユースケ。それでもなんとか操作技術を自分のものにしようとする真剣な姿は「流石だ」

私の場合、幸か不幸か農業の師はいなかった。何をするにもゼロからほぼ独学。だから一見無駄とも思えるお金や時間や労力をつかって随分回り道してきたと思う。そんなことは私一人で十分だ。

彼には同じような苦労はしてほしくない。そんなところは当たり前の領域として、どうせ苦労するなら次なるステージで勝負してほしい。

彼はその力を十分備えている。私には過ぎたるパートナーであり後継者だ。「山ちゃんなんかどんどん追い越してしまえ~」彼を見ているといつもそう思う。