先日福地にお越しになられた元広島YMCAのひげじいさん。「聞こし召すって言葉をご存知ですか?」で同席したみんなの中で答えられる人はいなかった。辞書で引いてみると面白い。ひげじいさん、年配の女の方から「お酒を聞こし召されますか?」と尋ねられたそうだ。
答えは「(お酒を)飲まれますか?」
大きな保育園を経営されているひげじいさんはからは「愛着障害」という言葉も教えていただきました。生後間もなく(~2歳まで)の愛情不足が、大人になってからもどのように影響するのかという一つの学説。
次の晩に全く別で集まったメンバーでも奇しくも「愛着障害」や「共依存」の話になり久し振りに朝まで討論会になった。
自分なりに感じたり分かったことは、愛着障害や共依存は程度の差こそあれ、誰でも持ち合わせているということ。
「あ、俺も」「あ、私も」「あれ、母親も」「あれ、あいつも」・・最初は「わたしゃ正常」とたかをくくっていたのに、子供の時のことを思い出したり、「おやおや?」なんて話しているうちに、私も含めてほぼ全員がプチカミングアウト、愛着障害や共依存に当てはまってしまったわけだ。
なんの問題もなく正常な人がいるとすれば、かなりの少数派(=異常?)ということになり最後には一同「なんだこりゃ???」
いずれにしても、ひげじいさんのお陰でみんなが自分の生い立ち成り立ちに想いを馳せ、それは他人のそれにも耳を傾けることになったわけで、こうなると男も女も若いも年寄りもない人間次元、これまでの日常にはない勉強になりました。ありがとう、ひげじいさん。
さて、あれほど続いていた咳、たった二日ステロイド薬を飲んだ(聞こし召した?)だけでほぼピタッと収まった。ご心配をおかけしました。
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平野 (土曜日, 08 11月 2014 08:46)
良かったですね!!!