最近そもそも

最近そもそもこの言葉の語源はなんなんだろう?
と思うことが度々でこの本。

稲やお米に関する大和言葉の語源を調べていたら
あっという間に付箋だらけになってしまった。
お米がいかに日本人の精神構造の基礎に
なっていることがよくわかる。

今ではそのお米も無炭水化物ダイエット
流行りで悪者扱い。
仮に米抜きでダイエットできたとしても
日本の大事にしてきた食文化や精神構造を
無視した「不遜な考え」の上に
幸せが待っているとは私にはどうしても思えない。
体重と共にその人の大事な何かが
激しく減っているように思えてしまうのは
私が米農家だからだろうか。。

日本は言霊の国とよく言われるが、
なるほどこの本から
そもそも大和言葉の多くには願いや祈りが
込められたものが多いことにあらためて気づく。

例えば
「人(ひと)」の語源は
「霊処(これで ひと と読む)」
つまりは
「神様と同じきれいな気持ちが宿る処」
だそうだ。
お恥ずかしい。。。
今日は人に優しくしてみよう。