どんな世界でも

どの世界でも儲けてる人は儲けてる。
儲からないと言われる農業でも
私は儲けてる人をたくさん知ってる。

不思議なことに農業を農業だと思っている人は
なかなか儲からない。
農業のプライドを持ちながらも
「自分を農業の範疇には押し込めないよ」
という人が上手くいってるのがおもしろい。

柵の中にわざわざ自分を閉じ込めるのは
損なことだしもったいないし面白くない。
自分はその罠にはまってないかなと
時々自分を見てみる。
つまらない農業関連書は感覚を閉じ込めるには
もってこいだから、意識してあまり読まない。

現実はたしかにマクロな農業経済とは
切り離せないけれど、実際の生活や生き方、
経営もマクロを無視した
ところにその価値や存在がある。

一人一人違うというのはそういうことだ。

だめだだめだと周りから言われる
ものの中にもチャンスはしっかり
沢山転がっていて、そこに気付いて
工夫できる人は農業だろうが
どの分野だろうが自立して生き抜いて行ける。

農業は儲からないと一般に思われてるけど
儲かっている人も儲かってない人も
私はたくさん知ってる。