予感通り

いい意味で面白くない本。
これは完全に褒め言葉。

なぜ面白くないって、著者久松達央さんと
自分は農業に関してほとんど同じ意見。
予感は合ってた。

彼の才能は何事も明解に言語化できること。
意見は同じだけど、私には
こんなわかりやすい言語化はできない。

約10年前の本。
それ以降彼の意見がどう変化したか
しなかったかにとても興味が湧いた。

次は彼の最新刊を読んでみよう。

彼の本でなかったら「農業」という
狭い世界の本は読もうとは思わない。
そもそも「農業」という切り口自体に
無理があるし、農業という発想から
農業が伸びていくとは私には思えない。
…という意見も多分彼と同じ。