お食い初め

「お食い初め」は生後100日の赤ちゃんが
一生食べ物に困らないようにとする儀式。

今日は生後7日目の苗達は遮光カバーを
取り除く。
これで苗達は直接太陽を浴び光合成を始める。
同時に川からの水が苗床に導かれ、苗達は
初めて自然界の水をたっぷり吸う。

だから、今日は苗にとっての「お食い初め」
スクスク大きくなってほしい。

以前親しい方から赤ちゃんの「お食い始め」の
写真を送っていただいたことがある。
「山ちゃんのお米で「お食い初め」させて
もらいました」とありがたいメッセージが
添えられて。
米農家としてこれ以上光栄なことはない。

食べるって生き物として大事。
人として大事。

太陽や雨がお米になって赤ちゃんの体になる。
「私たちは例外なく太陽の子であり
雨の子であり風の子でもある」
そう思うことがよくある。