こころから

こころから尊敬する農家先輩の所に
お手伝いに向かう。
体調を崩された先輩の所には毎日農家仲間が
何人も無償で手伝いに来ている。
毎日だから延べにしたらすごい人数。

「困った時はお互い様」とは言うけれど
こんなにたくさんの人が毎日毎日
集まるものだろうか。
ほんとうにこの人には人徳がある。

トラクターの運転に肥料や苗運びに
田植え、私は草刈りを。
みんな自分のできる技術を持ち合い、
精一杯動いて帰っていく。
みんなこころから彼のことがすきだとわかる。

これは道中に見える棚田。
たしか日本棚田100選。
観光客にはごく綺麗に見える風景も、
同じ農家にはそこの人たちの大変苦労が
分かりすぎてしまい単純に喜べない。