「京都ぎらい」井上章一
出だしは面白かったけれど、進むにつれて
少しずつ内容が退屈になってきた。
不思議なことに住む場所で優劣や差別が
生まれるのは京都に限ったことではない。
東京は名古屋を軽んじ、名古屋は岐阜を軽んじ
岐阜は村を軽んじ、村の中ですら場所の
一等地から三等地まで歴然とランクはある。
本来何の意味も持たない洛中洛外の仕切りに
都会や田舎の仕切り、ひいては差別問題まで
人間とは優劣がないと生きていけない動物
なのかなとあらためて考えさせられる。
出だしは面白かったけれど、進むにつれて
少しずつ内容が退屈になってきた。
不思議なことに住む場所で優劣や差別が
生まれるのは京都に限ったことではない。
東京は名古屋を軽んじ、名古屋は岐阜を軽んじ
岐阜は村を軽んじ、村の中ですら場所の
一等地から三等地まで歴然とランクはある。
本来何の意味も持たない洛中洛外の仕切りに
都会や田舎の仕切り、ひいては差別問題まで
人間とは優劣がないと生きていけない動物
なのかなとあらためて考えさせられる。