都築響一ワールド

東京向島、大道芸術館で一度はお会いしたかった
都築響一さんと。

何事にも王道や日の当たる世界と
逆に目立たない日陰だけどこれぞ人間臭い
と言う世界が共存してると思う。

ホテルのレストランが表ならもう一面は
ガード下の大衆酒場、劇団四季があれば
もう一面はテント劇の旅劇団。
都築響一さんはそんなもう一面の世界に
スポットを当て続けた写真家であり
編集者でプロデューサー。

大道芸術館は廃館した鳥羽秘宝館の
エッチでサイケな展示物や都築氏が
収集された品が所狭しと飾られている。

エロティックな作品の数々に息を飲むが、
見にくる人は価値観も度量も大きな人ばかり。
常識や規範の向こう側にいつも自由はある。