朝井リョウの正欲

老眼の私には聴く読書audibleはありがたい。
つくづく便利な時代になったものだなぁ。

朝井リョウは岐阜県出身だし、娘の大学と
同じだしで初めて読んで(聴いて)みる。

とは言え、そもそも小説は読まない私。
読む本なら絶対に手に取らない本を
こうして手軽に聴けるのは世界が拡がる。

鬱々とすると言うか心理描写がいちいち
細か過ぎて「これじゃぁ、朝井リョウさんも
きっと生きづらいだろうなぁ」と
感じてみたり。

男と女で語るのがもはや乱暴なように
やがてLGBTQという呼称で語るのも
すぐに時代遅れになるだろう。
人はなんてひとりひとり違うことだろう。
鬱々としながら時々刺されてるような感覚に
陥ったのが印象的だった。

そうか、この本の装丁のイメージそのもの。