パーフェクトデイズ

カンヌ映画祭で役所広司が主演男優賞を
獲った映画。

静かな展開だから賛否が分かれるだろうけれど
毎日繰り返しの淡々とした生活の中に
心動かされる小さな出来事が起きて。

その小さな出来事の中にこそ
大事な時間や感情が詰まってる。

大きなイベントや何か大きなことを
成し遂げねばとか、毎日が楽しくなければ
ならないと言う勝手に自分が生み出してる
幻想や脅迫観念からものの見事に解放してくれ
思わず日常を抱きしめたくなる映画。

幸せや喜びや悲しみや苦しさは
全部自分の中で大事に生成される。

大人で、いい映画。