東京農業大学

ずっと前から行きたかった東京農業大学にある
「農と食の博物館」にやっと行けた。

私は一般大学の法学部出身で大学時代とかは
農業への興味など0パーセント。
最初の就職先が警視庁。
自分の性格や仕事の性質を振り返ってみても
警察官は今でも自分にとっての天職。
だけど天職と警視庁4万人の大組織の
弊害や窮屈さ狭さはこれまた別。

農業は全く知らない世界で仕事も地道過ぎて
本来の自分の性格からすると天職とは言えない。
けれど、一人の自由さと自然と向き合う
厳しさが成長させてくれ今の自分を作って
くれたのは間違いない。
農業に就けてよかったとしみじみ思う。
そしてもう30年も農業を続けて来れたのだから
自分の中でもはや天職に格上げしても
いいのかなとも思う。

私には仲のいい東京農大出身者が多い。
優しい人が多い。
東京農大の設立からの歴史を調べてみると
卒業生に優しい人が多いのはきっと
偶然ではなかったろうなとも思えてくる。
何より一大学が入場無料で楽しげな家族連れが
たくさん訪れる博物館を持っていることが
素晴らしい。
行けてよかった。