街の楽しみ

山の中から都会に行くと圧倒的な人手の多さに
「今日は何か大きなお祭りがあるのか?」と
必ず思うのだけど単に人が多いだけだと
必ず気づく。

人口はパワーだ。
世田谷区だけで90万人もいるそうだけど、
私の住んでる八百津町は今年とうとう1万人の
人口を切って9700人くらいしかいない。
八百津町のそのまた小さな集落ここ福地は
30年前650人いた人口が今では200人ほど。

街はいいな、いろんなお店があって
毎日がお祭りみたい。
特に私はお店の看板を見るのがとても好き。
「無限蟻地獄」「この世の天国」「豚ギャング」etc
どんな思いでこんな名前にしたのか
店主の心意気にいちいち感心する。

都会の人が森林浴だ綺麗な空気だと言って
田舎を訪れるのとちょうど逆で
山から降りてビルだらけ店だらけ人だらけの
都会を見て回るのが好き。

人ってつくづく「無いものねだりだなぁ」
と思うことがよくある。