死者が描かせた劇画

上下巻A4版280ページに及ぶ劇画の大作。
沖縄戦のうち6日間に及ぶ伊江島の激闘。

沖縄戦や戦後の日米地位協定や基地問題に
関する本はこれまでに何冊も読んで
自分なりに踏み込んで調べたことがある。
(一時は沖縄の大学院に行こうか考えた)

調べれば調べるほど戦中戦後日本の矛盾や
悲劇が煮詰まったような沖縄問題の重さ。
その度に重さに耐えられなくなるけれど、
また調べてみようと思う自分がいる。

この劇画はすごい。
伊江島の死闘を、史実や証言に基づいて
しんざとけんしん氏が魂をぶつけて描いている。
いや、殺され自爆した軍民合わせて
3500人の人達がしんざと氏にこの劇画を
描かせたのだと強く感じる。